また気づく。つまり、またなくしたってことだ。

嗚呼、確かに一緒にテンション上げられることが大事なのだろう。決して似たもの同士であることとか、そういうんじゃなくって、むしろ似ていてはだめだ、僕は同族嫌悪しちゃうから。僕はぜんぜんサービス精神に溢れていなかったなぁ。彼も、彼女も僕の前では決して生き生きしていなかったのだ!
少なくとも、ああ、彼女にとって波長の合う人間を振舞えればよかったのに。僕はあの子にどんなにか救われえるだろうから。結局、そして、いつまでもそういうことでしかないのかもしれない。僕を救う人に僕は甘え、僕を救える人は僕に救いなんか見出せるわけないのだ。さらには、僕は救いを求める人を救うことも出来ない。いわば、頑固なのだ。だだっこなのだ。こんな僕のどこに救いが転がってるって言うんだ。僕は僕を慰めるしか・・・・・・