人間の唯一性は所与である。

にも拘わらず、自分にとって他者が唯一性を発揮するのは、全く違う事柄なのだ。
 
愛という言葉は最早、快楽主義者にとって免罪符としての言葉遊びにしか聞こえない。見失ったものを見つけるのは困難を極める。もしかしたら、もう、僕は戻れないところまで来てしまったのかもしれない。