華麗に自己分析。綺麗に人渡り。

粉になりゆく儚き決め事達
その空虚さに悲しさを覚えて僕は僕を思い出す
理路整然としたその一繋がりの鎖は
どこかでまた俺が気付かぬ内にほどけてしまって
次の新しい結び目を考える自分がそこにはいるのです

筋肉痛は俺を苦しませる
でもそれ以上に俺が考えたことの過ちは俺を苦しませる
頼りなき生を長らえさせながら
僕は何を目指しているのか
過ちを犯すような生ならば
所詮はあってもなくても変わりは起こらぬ
その意味もその価値も見い出せぬまま
月は沈み日はまた登る
口に出そうとすればするほど自らの深みにはまりこみ
抜けたいと思いながら抜け出すのを恐れている
意識が紡ぎ出す言の葉に
無意識の姿が表されるわけでもなくて
泣くまでもなく果てしない現実のようなものは
何を主張することもなく俺に迫り来る
嗚呼もうなんだかよくわからない