2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

恐怖

意見を提示することが怖い。 目の前にいる信頼できる他者ならば、僕の意見は意見でしかなくて、僕らは人格を許しあっていて、その議論に悲しみなんて生まれない。 レポートという場において、他者と相見え、しかも彼/彼女のことをほんの数mmもわからずに、…

手書き離れ

最近著しくへこんだのは、教場論述試験で、自由度に負けて、感想文を書いてしまい、単位が来るかわからない以上に、自らの能力の欠如(減退も含む)を、まざまざと、“自覚”して(させられて)しまったことだ。 1つには日記という独りよがりな文章形態に慣れてし…

反省的考察

僕が人に気を遣うのは翻って僕が人に傷つけられないためでしかない。 それはぬくもりという獣道を自ら避けて、それでいてぬくもりだけを得ようとしていることである。 ぬくもりにだけ用があるときですら、あれほどまでに力を振り絞らなければならないのだ。 …

僕が話を聞いてほしいのは誰なんだろう?

たくさんの人が僕の周りにいて、僕は全員に僕の話を聞いてもらって、全員から一人一人話を聞いて、それがしたいだけなのに、逆に僕の意志は抽象的過ぎて、実際の機会が来ると臆してしまったりして、僕は全くもって僕に満足できないでいる。 確かに、一人の女…

尊敬

尊敬できる人の違和感を感じる部分にこそ、僕の未熟なところがあるのではないかという予感。 僕はその未熟さ故に未熟な自分にしがみつくのが悪いのだ。 変えたかったら、変わらなきゃいけないから、リスクを恐れてばかりいるわけにはいかない。 もし僕は変わ…

気付く

俺、凡人だったわ。 でも、ここで俺に必要な認識は、偶然性に依存しないかぎり、凡人は天才にはなれないのだということだと思う。 僕の周りには、天才が溢れていて、もしかしたら僕もそうかもしれないと思って浮ついていたのは、今は昔の話であるのだ。 ただ…

解析完了

人間がこんなにも機嫌に左右されやすいなんて信じがたいけど、そうと認識するしかないだろう。 でも、もっと重要なのは、決して自分もそのような人間から、程度の差こそあれ、免れ切れてはいないのだと言う、事実である。 結局のところ、認識を通じた自己批…

相対化

多くの人と付き合うことによって、比較対象を増やすということ。 そのことにより、僕は僕にとってのあなたを、より正しく解釈できるだろう。 僕は、彼女を思い出すことで、あなたの基準に振り回される必要を切り捨てられるし、逆のこともあるだろう。 僕にと…

自律とは

自律とは、自らをしつけ、自らを許し、自らを説き伏せ、自らに服従し、自らで完結しながらより良き人間に近づくことである。 つまり、自分の内部で完結しながら、自分以外の何者かへなろうとする努力を怠らないこと。 つまり、あなたへの服従を通しての進化…

物欲とその他の欲

そして、美しい物欲と、必要に縛られた醜き物欲。 でも、醜さと共存しなきゃいけない一方で美しさを求めるそのバランスが重用なのだし、物欲はその他と欲と同時に存在せざるをえない。 特にそのことは悲しくないはずだから、僕はその矛盾に見えるようなもの…

反省の色無し

再履が見えてきました。 物凄く悔しいです。 単に、再履が来るなら、ある意味では、悔しくないはずなのです。 何故僕がこんなに悔しいかっていったら、有言不実行をしてしまい、徹夜の一つも二つもできなかったが故、レポートを提出できず、出席が出来なかっ…

生き方を増やす

変えられないなら、選択肢を増やしていければせめて僕は、美しくなれるかもしれない。 醜い部分はなくせないかもしれないけど、そいつに小さくなってもらわないことには僕は綺麗になれない。 居座るのは、構わないわけじゃないけど仕方ないから、僕は彼とう…

栄養

栄養が不足しているがために、思考が回転しない。 僕にとって思想が生命線であり、それが死ねば僕は死んだも同然である。 にも関わらず僕は、自らの手で僕を殺したのかも知れない。 もっと、純粋で、もっと抽象的で、もっと美しい言葉を紡がなければ。 でも…

必要なのは

今、僕が得るべきものは、用意周到な装置ではなく、自らを律する意志。 悲しみと怒りは、僕を渦巻き、しかしそれは行き場を失う。 真っ当な人は、相変わらず正しく生き、俺は相変わらず、醜いまま、この吐気は永遠に癒されることはないのではないかという予…

全くの幸運

俺の母親は確かに精神疾患ではなかっただろうし、ないだろうし、これからなることもないだろう。 その意味において、僕は確かに少しズレた母親を持ったのは確かだろうが、僕は幸せと言えるのかも知れない。 もう少しだけ、今度は違う方法で、頑張ってみなけ…