人の振り見て我が振り直す

マクドナルドの暖かさに感じるのは
尋常ではない程の眠気
まとまらない意識は
勉強するにはままならなくて
問題集の答えを写すだけの僕が
見つめるのは何でもないただの虚空で
つまらぬか楽しんでいるかも考えずに
ただひたすらペンを走らせて
僕の頭には何も蓄積されなくて
素晴らしき人生なんてこの世にはないから
消ゴムをもつ手にも力が入らなくて
思い出したことが多すぎて
思い付いたことが多すぎて
フリスクを噛みながら
温くなったコーラに目を落としながら
食欲に変換されたストレスがたまってゆく自分に気付く
嗚呼僕にロックをおくれよ