まぎらわしい時計の針

社会はよく裏表のない人間を美徳とし
純粋な情を抱く人間を崇高としている
だがしかし果たして社会にそんな人がいたであろうか
それは騙されやすさとして嫌悪され
情の裏には色々なものが渦巻いているのが人間である
なぜそれらは嫌われながらも達成されず
なぜ美しいと思いながらどこかで避けているのだろうか
社会とはかくも矛盾したものだ
それは人間がそうであるからだろうか
マジョリティにはなりたくない