Sacrifice

Aを犠牲にしてBを達成せしめんとする思想は、無意識のうちに両者を達成しうる存在に否定され、その崩壊を自覚する段階に至って確信する永遠に回復不可能な人格の欠損を持てあまし、後の人生に一通りの絶望をある意味で再び味わう瞬間が、救いなき破綻を反証すると言う矛盾。
過剰な自意識は破滅の原因であり、破滅の本質。
科学は救わず、僕は進まなかった。例えばつきとおした嘘は真実になり得るだろうか?