引きこもり

引きこもれるなら引きこもりたい。と僕は言う。
引きこもって安寧が訪れたことはない。と僕は知っている。生まれるのは慰めと不安だけだったのだ。
痛みを恐れながら、痛みの先にしかない喜びを求めている。と僕は自覚している。
悲しみは、痛みをともなってしか拭いえない。と僕は予感している。動機がないからあなたを動機にしてしまう。