2005-11-16から1日間の記事一覧

果てしなき泥沼

自らのはまっている泥沼に気付くことは難しい 先人はよく言ったものだが どんな馬鹿でも他人のことには客観的になれる 自分のことを客観視するのが困難なのだ 自分が泥沼にはまっている事に気付けたとしても その泥沼の性質を全て見抜くことは出来るとは限ら…

相対するという逃走

何故人は相対論に逃げ込もうとしてしまうのか それは俺の見てきた人間が他人を恐れていたからか やはり他者からの攻撃を怖がってしまうのか それでもなお考え続け納得する解を自らで見付けた人はやはり強いのか 弱き一般市民は追従するか浮遊するかしかの選…

自分がいないと言う自分

かつて俺は無の状態だった まさにただホモサピエンスとして存在しているだけだった それがいつの間にか思考することを刷りこまれ 物事を解釈することを刷りこまれ 今では立派な社会不適合者の一人である そして俺は母に認められる事を目指して生き 他者に認…

人間らしさ

人を信じることが出来なくなった人間は 全ての他人を疑い唯一の自分しか信じられぬ 社交的な自己はそれを許せぬが 自らにしか興味がない自分が手綱を握る その様な自分が確かにいるのに どこかに孤独を嫌い打破しようとしている自分がいる しかし無限とも思…

忘れえる恐ろしさ

ふと思ったのはホームで電車を待っているとき 先程まで学校にいた頃の自分と今の自分とが何故同じなのか その所以はあるのだろうか もし人格の同一性を保証するものが記憶ならば 記憶がなくなったらそれは別の人間になるのか? 過去を全く同じ解釈をし続けて…

愛する理由

僕は何故カノヒトを美しく思うのか それはきっと限りなく純粋だからだろう 決して純粋が美しいのではない 純粋が美しく見えるのだ 純粋に楽しめるから純粋に楽しませ 純粋に微笑むから純粋に微笑ませ 純粋に生きるから純粋に感動させる 俺のような理解等と言…

友が吐きし金言

楽しく生きたいナァ、と友が言った 友が友であるかどうかすら疑問を付することは興味深いが それ以上に興味深きは彼の言葉なり 楽しいとはいかなることなるか 私はまるで自動人形であるかのように自問す 嗚呼何故我は微笑めぬのか 友を愉快にさすこと出来ぬ…

矛と盾と人間

友が吐くは金言 俺が吐くは泥言 どうもにのしんです(笑) 日々間違ったことが起きつづけるから 生きつづけるのが難しいんだ