いくつもの思念が僕の脳内を渦巻いて

収拾がつかなくなりつつあるので、一つだけ書いて、朝を迎える準備とします。
自殺とはなんだろうか?
僕には余りにも、死にたいして認識していることが少な過ぎて何も言えず立ちすくんでしまう。
ただ、僕は忘れたくないという恐怖だけを味わうのである。
僕は個人を故人へしてしまいたくない。
せめて僕の中でだけは、混沌とした人格を持った個人のままでいてほしい。
ひらべったい故人に恐ろしさを感じ、しかしそれをどうにかするのは僕でしかないという責任感に、恐れをなしているのである。
どうか、全ての人よ。もう少しだけ僕と理解し合ってみないかよ。
僕はあなたを知らぬままにあなたに去ってほしくないんだよ。

ご冥福をお祈りします。