世界に支えられたくて

では、世界とは誰だ?
そして、今、僕が立っているのは何故だ?
他でもない僕は、今までもこれからも、自分の環境においてまだ破綻なんてきたしたことがない。
実は結構うまく生きているのだ。
いろんな人にいろんなことを押し付けて、それでも自分でやらなきゃいけないことは適当に済ませて、言いたいことばかり言って、他人の話に決していつも本気で耳を傾けたとは言えないような態度をとり続けてきた。
僕は、僕であり続けることなど出来るのは当たり前かもしれない。
出来ないのは、新たな僕になることだ。
だから僕は、僕の中へ新しさを求めて生きるべきだろう。
せめてそれくらいは、頼らずにやって、あなたがたに見せに行きたいから。
心配ないよ、今回だってうまくやってみせるさ。
 
PS
しかし僕は前提のそのような強固さに感謝しなければならないだろう。
そして、強固さの所以を理解する努力も怠るべきではないだろう。
むろん、感謝の意を示すだけが、感謝ではないにしろ。