記憶の謎

例えば、6年前の知人の顔を微塵も思い出せなかった僕は何者ぞ。
むろん、皆はある程度思い出せて、一人だけ完全に思い出せないって、何なんだろうって話なんだけど。

それにしても、顔は思い出せるんだけど、当時の話を一つも覚えてない俺と、かなり覚えている皆の対照性、そしてあるいは非対称性は何に起因するんだろ。
俺とて覚えていないことはないが、はっきりとなんか到底していなくて、印象だけがぼんやりと残っていて、それって物心の問題なんだろうか。

相変わらずの幼稚な僕は、日記と手記をつけるしかないのかも。
また、忘れそうになっていたけれど。
うーん、まとまらない自意識、ワースレス。