悲しみの、その先に。

友が僕の目の前で僕を越えていくのは、つらい。
君がその教養を得たら、僕が持ってることは何の意味も持たないじゃないか。
君は僕よりも正しい人間なんだから。
こういうのを、言い訳にするのは、弱い証拠なんだけど、どうしても、集中力とかが足りない人間だから、常に置いてけぼりになっちゃう。
秤を持った自分が自分を苦しめる。
 
久々に悔しい。
同時に悲しい。
具体的に書くのは恥ずかしいけど、多くない人には目撃されてる。
 
あなたはなんで、僕の前に立ちはだかるんだ!
いくらあんたが真っ当だからって…
言い掛かりだってわかってるけどさあ…
生きるのがつらい。
シャアの気持ちが少しだけわかる。
僕のララァも、死んでしまったのか?
何で僕だけ今でも幼児なの?
 
思考がぐるぐるする。
むしろ、感情が。
悲しみは、肉体では、もはや、そろそろ、ごまかされない。
不貞寝したい。痛みで寝れもしねえ。う、うう…いっそ泣きたい。誰か僕の悲鳴を聞いている?