いろいろなものをロックか否か判別してみる=ロックとは何か更に考えてみる(駄作)

例えばロックは個別的でなければならない
つまり同じ感情の一部を共有できるということは
明らかにそう人数は膨れ上がるような現象ではないと言うことである
無論僕は音楽のファッション性を認めないわけではないが
それを招いてしまった音楽に原因の端緒はあるのだと思われる
例えばロックは倒錯と非日常でなくてはならない
満たされぬ現実に歌い叫ぶのは
現実に対する破壊的な幻想であるべきだろう
つまり現実に反逆すると同時に理想的な位相でなくてはならない
いわば理想を追い掛け続けなくてはならない動物
それを失ってはただの動物
もしくはロックは泥臭い現実への思いであるべきだろう
ほぼ前者と同義であるとも思われるが
常に我々は社会を前提としており、ロックもまたそうである
つまり共同幻想をもとにそこに個別的意匠をさしはさむ
その方法こそがいかに洗練されているかで全てが決まる
前提を踏まえることがしきたりであり
それをいかに使うかが求められる技術である
非エロなのは少し保留しておきたい
アリな気がしてきた春休みの午後だから