誰かの所為にすると言う甘え

きっと僕はまた甘えているのだろう
今までも誰の所為であるかのようなか弱い因果関係をでっち上げ
それで安定を手にしていたように
ただ理性を失っていた事を世間に公表していた若者が
非理性的なことをして
それで対してできのよくない自らの演説の
進路変更の理由にしたてあげることで
期待してはいけなかった自分を問いたださず
棚上げにして他者に怒りをぶつけることで
単にすっきりしたかったのだろう
哀れな金色のジャンパーは彼らの史上最低の振る舞いを正当化してくれるだろうか
期待は他者に重圧を投げ掛ける
世界はおれのためになど決して動かぬ
悲しみが僕を包みきる前に
僕は単なるえせ宗教家