せめてもの言葉を君に

限りなく世俗的な社会現象に巻き込まれてしまった僕は
それを僕自身が選びとったからと言ったとしても
僕のはしっこの方は確実に変な色になってきてる
それはきっと社会に迎合するってことで
今までの僕は共同体を作り出す一員としては真っ白すぎた
それだから僕はその黄ばみにすら耐えきれず
無理をしては後悔して出来ないことを人のせいにする
でも無理をすることは僕が僕をしらなすぎるだけだし
出来ないことは人のせいだけどやるかどうかは僕次第なんだ
ぼくはあなたのように美しくも強くないし
師匠のように聡明でも実践知をもってもいない
ましてや君のように僕を許してくれて僕を励ましてくれたりできないんだ
だけどぼくは生きていかなきゃならないし
自分を甘やかし続けている場合でもないことはしっているんだ
ぼくは次の瞬間をいきることをさえ選んでいるのだから
次の瞬間に何をするかだって僕の手の中にある
やらなきゃいけないことは限りなく僕の心に浮かびゆく
少なくともそれだけでも僕はましだと思うことにするさ
僕のことを僕がきめられているんだからね