生徒協議会に捧げる言葉

今や過度の期待は完全に裏切られてしまっていた
またもや快楽主義に帰着した僕の姿勢は
口先だけのHRバッターのように滑稽だ
楽しい幻想すら共有できず
一人寂しがりながらも少しは楽しがっていたし
伝えようとしていなければ快い温さだったのかもしれない
あの頃の僕は今よりもなお無知だったし
今でもなお迎合して楽しむ術なんてしらないのさ
僕は知らず知らず自分ちの敷居をあげて
自分で降りることが難しくなってることに後から気付く
僕はいきなり全てを出して最初にもっとも傷付くことなんて嫌いだったけど
同じくらい分かりあえないままでいることは嫌いだったはずなのに
条件に反射してはむなしがり文脈を無視して自分を言い訳する
考えてることなんて何も人より多いはずないのに
すこし見上げられた様な気がしてすこし理解されたような気がすれば
僕は調子に乗ってしまってまた空振りしてしまっているのだ
理解されたいと思っていたのに傷付くことを恐れて自分を偽り
また僕は自分が誰か言えずじまいで別れを向かえたんだ
去らば見知らぬ人よ
僕自身は他でもない貴方に会うことなく
他でもない僕だけを置き去りにしてあなたのもとを去ってしまったね
言いたいことは他に沢山あったけど
貴方にとってのぼくが貴方にとって本当だから
僕は言い訳はあなたの知らぬところでだけしようかな
また会う日は別の顔で
世界でそれを何て呼ぶのかな