このぐにゃぐにゃした自分

背骨が曲がってるからとかそういう事を言いたいのではないけれど、ただこの移ろいゆく不安定な思考を僕は許せないのだ。
僕にただひとつでも忘れぬ信念さえあれば、僕はいたずらに悲しむことから解き放たれて少しはあなたのリアルに近付けるだろうか
そう。自分だからこそ自分に厳しくなれる。それは自己嫌悪に溺れることではないのだ
不快感で自己を満たして受け入れざる自己に甘んじ悲しみさえも道具と化しいつのまにか僕は僕を慰めている
許されざる停滞という遊戯に断罪が下される日はいずこ
欲望で手を汚すことで未来はより遠ざかり僕は嫌いな僕へ進化していくのみ
僕はこの鎖をあなたで断ち切りたいだけなんですよ。