いつからだろう

いつから僕は行為と人格を分けて考えられなくなったのだろう。
僕の自意識は過剰に拡大し、いつしかその行為を支配していると思い込み始めた。
しかし、行為も発言も、一度現実に投げ出されれば人格を離れる。
誰も僕の人格を責めてはいないのだ。僕の母親を除いては。