若すぎる故の苦悩。

もしくは、時代に見放された悲しみ。
どちらと解釈するのは難しい。
同輩に失望が続いている昨今に嫌気を感じざるをえない。
かつての同輩は、こんなことはなかったろう。
だが、今の同輩は、彼/彼女らの能力の向上をまたざるを得ない。
これは何故だろう。
それまでの環境というものはかくも人を変えるものかと思う。
しかしその時僕は思い出す。
僕もかつての同輩に啓蒙された事実を。
さて、では僕は果たして同輩を啓蒙できているだろうか。
明らかな僕の失敗に、悲しみはつのるばかりである。