お手紙風味

ご無沙汰しております。相変わらずのid:inosinmk2でございます。
この夏休みは、サークルの合宿や友達との遊びで少し忙しく、そろそろ夏休みの課題が僕を追い立て初めて来た昨今でございます。
ただし、Mr.Sがおっしゃっていた通り、僕の根性無しには全く決別できていないことについ昨日気付いてしまいました。
先生はいかがお過しですか? 僕が心配するまでもなく忙しく、大きなお世話であるとは思うのですが。

さて、今日は、根性無しからの決別を図る方法を尋ねにきたわけではありません。
ほんのちょっとしたことを、お伝えしにきたわけでございます。
それは、先日ございましたサークルの合宿で、ある先輩のことを好きになってしまったというだけのことでございます。
先輩には、恐らく彼氏がいると推察されますし、もうすぐ卒業なのでございまして、僕が迷惑をかける相手にはござりませぬ。
でも、僕は、先輩のまっとうさ(えてして曖昧ではありますが)と、そして傷付くことを恐れてはならないという忠告に、かつてのあなたの美しさを再び見たのでございます。
どうして既婚者ばかりに惚れるのか、というのは不粋な問いでしょう。
わかってしまった者だけに取り付く美しさに僕は憧れているのでしょう。
それは、現実を強く、そしてうまく生きていく術に他ならないでしょう。
僕は、指図されたがっている。
でも、そんな僕が正しさへいたれるはずがないのですよね。
僕は、もっと強くならなくてはならないけど、その術を知らず、ただ漫然と日々を過ごしてしまうのです。
いつの日か、あなたに、僕じゃない僕で会えんことを。
ではまた