現実

諸条件に拘束されることを免れえない現実という状況下でのみ、人間は行動を許されている。 だからこそ、我々の人生には、徳という概念があり、優先順位の付け方への優劣が存在するのだろう。 そのことにきづけず、悪戯に時間を浪費することを恐れない僕は、…

自己嫌悪の波は空腹と共に。

また、手書きの日記を書けなかった。 徹夜したから、昨日の設定で記す時間を30分くらい設けることで自己満足に浸ろうとしている。 きっと、安吾は、書けばそれでいいじゃないかというだろう。 むしろ、書きたくないなら書くなと言うかもしれない。 でも、書…

過剰自制

僕が恋を出来ないのは、僕が涙を流さないのと同じ理由。 感情の発露の抑制に基づく不自然さ。 それは過剰なる自己防衛に基づくぎこちなさ。 解放は、救済に繋がるであろう予感の確信。

甚だ(悲)しい

今気付いたけど、何も進歩しとらんな、俺。 3つ子の魂は百までって事なのかしら。 もっと堕落しなければならないのか。 堕落の仕方がもとより間違っているのか。

デェトへ誘うということ

他者の、というか既にある文脈に乗るのは、創造性を要求されないから、政治的に弱い僕にはまだ楽が出来る。 けど、意外と人生はうまく出来てないから、文脈を自分で描かなきゃならなくなったときに、まごついてしまう。 けれども、その行為こそが、人間的な…

不通

明日の夜から6日の朝までケータイの電波が届かないところへ合宿に行ってきます。 親にはほとんど何も言ってない中で行動を続けてますが、半分くらい成功し、半分くらいミスってます。 とりあえずこの合宿から帰って来れるかどうかが最大の見所です。 まだ書…

恐怖

意見を提示することが怖い。 目の前にいる信頼できる他者ならば、僕の意見は意見でしかなくて、僕らは人格を許しあっていて、その議論に悲しみなんて生まれない。 レポートという場において、他者と相見え、しかも彼/彼女のことをほんの数mmもわからずに、…

手書き離れ

最近著しくへこんだのは、教場論述試験で、自由度に負けて、感想文を書いてしまい、単位が来るかわからない以上に、自らの能力の欠如(減退も含む)を、まざまざと、“自覚”して(させられて)しまったことだ。 1つには日記という独りよがりな文章形態に慣れてし…

反省的考察

僕が人に気を遣うのは翻って僕が人に傷つけられないためでしかない。 それはぬくもりという獣道を自ら避けて、それでいてぬくもりだけを得ようとしていることである。 ぬくもりにだけ用があるときですら、あれほどまでに力を振り絞らなければならないのだ。 …

僕が話を聞いてほしいのは誰なんだろう?

たくさんの人が僕の周りにいて、僕は全員に僕の話を聞いてもらって、全員から一人一人話を聞いて、それがしたいだけなのに、逆に僕の意志は抽象的過ぎて、実際の機会が来ると臆してしまったりして、僕は全くもって僕に満足できないでいる。 確かに、一人の女…

尊敬

尊敬できる人の違和感を感じる部分にこそ、僕の未熟なところがあるのではないかという予感。 僕はその未熟さ故に未熟な自分にしがみつくのが悪いのだ。 変えたかったら、変わらなきゃいけないから、リスクを恐れてばかりいるわけにはいかない。 もし僕は変わ…

気付く

俺、凡人だったわ。 でも、ここで俺に必要な認識は、偶然性に依存しないかぎり、凡人は天才にはなれないのだということだと思う。 僕の周りには、天才が溢れていて、もしかしたら僕もそうかもしれないと思って浮ついていたのは、今は昔の話であるのだ。 ただ…

解析完了

人間がこんなにも機嫌に左右されやすいなんて信じがたいけど、そうと認識するしかないだろう。 でも、もっと重要なのは、決して自分もそのような人間から、程度の差こそあれ、免れ切れてはいないのだと言う、事実である。 結局のところ、認識を通じた自己批…

相対化

多くの人と付き合うことによって、比較対象を増やすということ。 そのことにより、僕は僕にとってのあなたを、より正しく解釈できるだろう。 僕は、彼女を思い出すことで、あなたの基準に振り回される必要を切り捨てられるし、逆のこともあるだろう。 僕にと…

自律とは

自律とは、自らをしつけ、自らを許し、自らを説き伏せ、自らに服従し、自らで完結しながらより良き人間に近づくことである。 つまり、自分の内部で完結しながら、自分以外の何者かへなろうとする努力を怠らないこと。 つまり、あなたへの服従を通しての進化…

物欲とその他の欲

そして、美しい物欲と、必要に縛られた醜き物欲。 でも、醜さと共存しなきゃいけない一方で美しさを求めるそのバランスが重用なのだし、物欲はその他と欲と同時に存在せざるをえない。 特にそのことは悲しくないはずだから、僕はその矛盾に見えるようなもの…

反省の色無し

再履が見えてきました。 物凄く悔しいです。 単に、再履が来るなら、ある意味では、悔しくないはずなのです。 何故僕がこんなに悔しいかっていったら、有言不実行をしてしまい、徹夜の一つも二つもできなかったが故、レポートを提出できず、出席が出来なかっ…

生き方を増やす

変えられないなら、選択肢を増やしていければせめて僕は、美しくなれるかもしれない。 醜い部分はなくせないかもしれないけど、そいつに小さくなってもらわないことには僕は綺麗になれない。 居座るのは、構わないわけじゃないけど仕方ないから、僕は彼とう…

栄養

栄養が不足しているがために、思考が回転しない。 僕にとって思想が生命線であり、それが死ねば僕は死んだも同然である。 にも関わらず僕は、自らの手で僕を殺したのかも知れない。 もっと、純粋で、もっと抽象的で、もっと美しい言葉を紡がなければ。 でも…

必要なのは

今、僕が得るべきものは、用意周到な装置ではなく、自らを律する意志。 悲しみと怒りは、僕を渦巻き、しかしそれは行き場を失う。 真っ当な人は、相変わらず正しく生き、俺は相変わらず、醜いまま、この吐気は永遠に癒されることはないのではないかという予…

全くの幸運

俺の母親は確かに精神疾患ではなかっただろうし、ないだろうし、これからなることもないだろう。 その意味において、僕は確かに少しズレた母親を持ったのは確かだろうが、僕は幸せと言えるのかも知れない。 もう少しだけ、今度は違う方法で、頑張ってみなけ…

フラグ幻想と雑音の関係

最近、人間関係の歯車が順調にぐるぐるするようになってきています。 疎遠な知人ともキャンパス内で見かけて挨拶することが出来てるし、(あの話を書いて以後)語学で徐々に話できる人が増えつつあるし、突然教授の研究室を訪問できたし、何故か純粋に選択の授…

相思相愛の必要性と価値

どれほどまでにそのような関係が重要なのだろうか。 結局のところ、美しいあなたをみて、あなたに近づきたいと願えていさえすれば、僕の心は満たされるはずなのだ。 僕がより即物的なスキンシップを求めるのは、僕が弱々しいからにすぎない。 あなたに近づけ…

強い口調で彼は言う。

君達、美術館に行きたまえ! その高みに僕は辿り着けるだろうか? ちっぽけな僕は大好きな学問にしがみつくために、自分を磨こうとする。 その結果がいかなるものになるかは見えていないけれど。 いつかは、正しさへの一つの手掛かりになりえることを、彼の…

関係性への願望としての性欲

そして僕らはそれをこそ性欲と呼び、生理欲求としての色欲を分けたのであった。 それらは、自己の中に有る限り、曖昧であるからこそ、理論において、厳格に峻別されなければならない。 あなたの美しさは色欲に左右されてはならない。 崇高なる恋愛は常に性欲…

世界に支えられたくて

では、世界とは誰だ? そして、今、僕が立っているのは何故だ? 他でもない僕は、今までもこれからも、自分の環境においてまだ破綻なんてきたしたことがない。 実は結構うまく生きているのだ。 いろんな人にいろんなことを押し付けて、それでも自分でやらな…

悲しい

それは昨日の話。 力になれないのは凄く悲しい。 誰が悪いわけじゃないけど、僕は僕があなたの力になることができないことが悲しい。 僕の前でそんな顔をしないでください。 僕はあまりにもあなたのことを知らなくて、あなたは僕の決して多くを知らなくて、…

性欲

結局、過ちを犯すのはいつも欲望の所為でしかないということなのだろう。 もっと、清らかに、もしくはせめて清らかに見えるように、生きなければならないだろう。 パイプカットするには早過ぎるかもしれないし、少し躊躇うところもある。(と言うか、性欲を失…

影はいつか影ですらなくて

僕はいつの間にか全ての人へ僕の思想を押し付ける。 まだ僕はあなたに会っていないからよいものの、僕はあなたを傷つけてしまうだろう。 だから僕は僕を更新する。 僕は、あなたを、それから、愛したいと思う。

僕を無視して僕に流れ込む感情。

か弱き僕よ、僕は君に一目惚れなんて有り得ないと何度でも言ってやるぞ! 人生で1時間半しかしゃべった事なくて、名前すら覚えていない人を、3日くらい前に見かけてから、1日に数回思い出してしまう僕の弱さを、誰か断罪してくれ。 このような行為は必ず…